いただきもの

先日我が家には似合わないあるものが友人から送られてきました。
九谷焼のコーヒーカップです。

九谷焼というのはなんと360年もの歴史がある石川県を代表する伝統工芸品です。
日本で作られている焼き物にはあまり見かけないようなとても美しい色合いが特徴です。
赤や緑、黄色、紫、そして紺青の五彩を中心にしており、見た瞬間に本当にその美しさに惚れ込んでしまいます。

その美しさは国内だけではなく国外からもとても人気があり、近代的なアートの和食器に変化し続けているんです。
我が家にはもともと食器にこだわるという概念がないだけに普段家に置いてあるものはどこにでもあるような量産品ばかりです。

ただ一つだけ言えるのは、どちらかといえばモノクロなものが好きなのでとにかくシンプルです。

そんな私の家に九谷焼のコーヒーカップが突如として仲間入りしてしまったわけですからその浮き方といったら相当なものです。
これを機にもう少し食器にもこだわりをもってみようかなとも思いましたが、やはり九谷焼のコーヒーカップだけで十分かなと思ってます。